『しましま式ラジオ』とは、地方で複業を通じて生計を立てているしましま(@seiyatakashima)が、仕事や暮らしの中で感じたアレコレをざっくばらんに語っていく、そんなラジオです。
今日は2014年ぶりに「雇われる」という体験をしているわたしの、ここ1年くらい考えていることについて。
毎度のように語っていますが、「勤め人」とはすなわち「生産システムを持つ組織にじぶんの”労働力”を売り、対価として賃金をもらう就労モデル」のことです。
「労働力」そのものが資本主義社会における「商品」である以上、そこには売り手/買い手の関係性が、その他一般的なプロダクトと同じように敷かれている、はずです。
ということは、経営者ないし生産システムに対して、わたしたち勤め人は「労働力という商品」の企画やデザイン、製品化やPRといった行動をしていくのが有用ではないでしょうか。
続きは本編で。
ラジオでは触れていないけれど、給料の定義は「明日も元気に働ける労働力の再生産にかかる最低限の費用」らしいです。
衣食住その他、ストレスを発散したり、身体を休めたりする費用、そのギリギリの価格を経営サイドは「給料」として支給します。給料を遣って勤め人は住まいを整え、暑さ寒さに耐えうる服を買い、食事を摂る、と…
詳しくはサウザー先生のラジオをイチから聴いてみてください。
つまり、労働力という商品の価値は、厳密に言えば「あなたがどのような価値を生み出せるか」というよりは「あなたの労働力を明日までに回復させるためにいくら必要なのか」に紐付いている、というのが原理的な説明になりそうです。どういうことをお伝えしたいかわかりますか?
そういった背景を元に、わたしはじぶんの労働力だけでなく、働き方や暮らし方全般をリデザインしているのです。