秋晴れが本当に気持ちよい11月最後の日、京急に乗って大田区・六郷土手沿いへ向かう。
勤めている会社が運営を手掛ける創業支援施設・六郷BASEへ遊びに行くためだ。
最寄り駅の雑色駅からは味のあるアーケード商店街が続く。
ぶらり休日の散歩をするのにちょうどよい、知らない街という感じがすごい。
六郷BASEは、起業を考え始めた方や独立したばかりのフリーランス、創業まもないベンチャーまで幅広い挑戦者のための拠点だ。
「ものづくりのまち」大田区の特徴を活かし、3Dプリンターやレーザーカッターも使用可能な試作室も兼ね備えている。
ものづくり系のビジネスを考える方はもちろん、さまざまな起業準備者のプロトタイプ制作をサポートする体制が整っている。
ドロップインのできるラウンジにはじまり、コワーキングスペースやシェアードオフィス、サイズの異なる個室もあるため、企業の成長フェーズに合わせた活用もできそう。
現地のコミュニティマネージャーの話を伺い、職場とはまたちがう能力の求められ方や、利用者と向き合い姿勢があるのだと気づき、とても参考になった。
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「コミュニティマネージャー」もさまざま。
われわれのような「行政系インキュベーション施設のコミュマネ」をひとつ定義し、必要なノウハウやコミュニケーションの作法を共有知にしていくべきと思った。
賑わいやコネクション設計はもちろんだが、それだけじゃないな。