残業ダサい。

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残業に甘んじてダラダラ仕事するのマジでダサい。
「働き方改革」が進まないのは労働者自身に問題がある説。

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こんにちは、しましまこと髙島聖也(@seiyatakashima)です。

残業に甘んじている人が大嫌い。自戒の念をこめて。

残業削減。月30時間以内

先日、勤務しているNPO法人SMSCに自己申告書を提出しました。
入職して約5ヶ月の間に携わった業務や、今後の目標について考えていることをふり返ることに。

そういやこれまでの3年間は「地域おこし協力隊」として、割と個人事業主っぽい動き方してた。
人事考課とか自己申告の制度はそもそもなかったなぁ。

年に何度か、受け入れ自治体の担当職員さんとの面談はありました。
どちらかというと情報共有意向のすり合わせといった意味合いが強かった。
働き方や実務のブラッシュアップはじぶん自身でやっていくしかなかったのです。

 

さて、わたしは向こう6ヶ月の目標のひとつに残業時間の短縮を掲げました。
具体的な数字にして30時間以内/月

なぜこれを目標に設定したかというと、これまでの働き方が残業頼みになっていたんですよね。

 

現在、わたしは精神障害者向け就労支援事業の現場と、法人全体の広報室と2職種を兼務で担っています。
やることがキャパ超えしているわけではありません。
かなりじぶんの裁量で実務の内容を決めさせてもらっている意味でも、めちゃめちゃホワイトな環境で働いています。

それでも、2職種のそれぞれで発生する業務への対応と、それらを常時マルチタスクで進める必要から、どうしても1日の時間が断片化しがちです。
また、どちらかのタスクを後回しにしてしまい、定時後や休日にゆっくり着手するようなこともしばしば。

後でやればいいか、って考えてる証拠ですね。
あ〜〜こういう思考がわたしは嫌いなんです。

160時間の使いみち

契約書に定められた勤務時間が1日8時間。
月の営業日が約20日なので、毎月わたしが社に提供している時間はざっくり160時間です。

160時間。この数字をどのように考えますか?
多い?それとも少ない?

時間の量だけ見て、絶対的な判断は難しいと思います。
比較すべきは仕事への対価。
この時間を投資して、どれだけの成果を挙げられたかどうか。
これしかないと考えています。

無尽蔵に時間があったら、だいたいどんなことでもできるでしょう。
イチローや中田英寿がすごいのは、生まれ持ったスポーツの才能だけではない。
人生のうち多くの時間を熱中してそれらに投資し続けることができたからだとよく聞きます。

 

仕事もおなじ。
残業して、じぶんの時間をかけられるだけかけられたら、そりゃなんだってできる。

じゃあそれでいいのかな?って考えます。
仕事を通じた自己実現、っていうのは確かにあると思う。
でも、会社はそもそもリーダーほか経営陣の目指すミッションを実現するための場所だ。
そこにひとりの勤め人であるじぶんが、個人的な希望を持ち込むのはちょっと意味合いが異なるんじゃないかなぁ。

労働力という商品

「ニートになりたい」を資本主義の原理から考察するインテリラジオ「サウザーラジオ〜青雲の誓い〜」から紐解くに、勤め人とはすなわち「労働力しか商品を持っていない社会人」
ここでいう労働力とはじぶんの身体と時間をかけ算したものです。
勤め先からの給料じぶんが持っている唯一の商品を、会社に買ってもらうことしかできない。

参照:第四話 資本主義の世界は商品の集合
https://voicy.jp/channel/657/16999

 

今回の記事において、残業代が支給されるかどうかという点は問題としてないです。
いま考えたいのはじぶんの時間を何のために遣うか、ということ。
じぶんの時間を会社に売ってるか、無償提供しているかの違いでしかありません。

 

日がな一生懸命働く。朝から晩まで働く。
ときに休日もオフィスに赴いて働く。

仕事が終わらないと嘆きながら、一方ではこう考えていませんか?

終わらない分は残ってやればいいや。
家に持ち帰ってやればいいや。
休日にこっそり終わらせればいいや。

こう考えはじめたら、時間なんていくらあっても足りない。
残業が発生している原因は、勤務時間内に必ず成果を出すという意気込みと計画性がないからだと早々に思い直す必要があります。

 

限りあるじぶんの時間を、じぶんの慢心から垂れ流し続ける。
なんてダサいんだと思わざるを得ない。

おわりに

今回残業のダサさを語りましたが、本当に伝えたいのは仕事の話だけではありません。
じぶんの時間を、より意味のあることに遣おう。これをいちばん伝えたいのだと思います。

「地域おこし協力隊」時代、会社にじぶんの時間を切り売りしない働き方を知りました。
じぶんの時間には限りがある。
1日は1440分しかないし、20代はぴったり10年間しかない。誰にとっても。

だったら、少しでも生活に彩りを加えたり、じぶんの周りを中心とした世の中がより豊かになるようなことをしたい。
そのほうが、漫然と暮らしているよりよっぽど楽しい。
いろんなことをしたいから、残業に甘んじて時間を浪費し続けるのはマジでダサいんですよ

より良く生きよう。そう考えています。

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