誰かの居場所を作っているということ

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誰かの「居場所」を作っているという認識を忘れてはいけない。

自然とできる「誰かの居場所」について

こんにちは。しましまこと髙島聖也(@seiyatakashima)です。

「クラウドファンディングからの学び」第1回目です。

「居場所」という深い深い概念について。

クラウドファンディングから学んだこと全集

その他のテーマについては上記の記事にまとめてあります。

 

まちキッチン「あえる」は「子供の居場所づくり」をテーマに掲げた取り組みではありません。

それでも、参集した人たちによって結果的に「あえる」のコミュニティは「子供の居場所」になっています。

それも、彼ら子供たちにとって非常に大きな意味合いを含んで。

 

さまざまな環境的要因によって、居場所が必要な子供は本当にたくさん存在します。

学校や自宅が必ずしも安心できる場でなかったり、リアルな場所に限らず社会的な居場所が求められたり。

 

まちキッチン「あえる」は特定の誰かにとって提供されるべき場所ではないと考えています。

老若男女さまざまな人たちの抱える「生きづらさ」を、同じ地域の人たちで解決していくためのシステム。

イメージとしては講座でなく、まちづくりに近いものだと考えています。

▼みんなで作って、みんなで食べる。食卓のシェアで子どもの「生きる力」を育みたい!

「居場所」ができることの本質を問う

大きな取り組みの中に、地域の子供たちも気軽に参加できる余白を残している。

その余白が、彼らにとって重要な居場所になり得たということです。

 

社会において子供たちの持つ力は決して大きくない。

たいていの場合において、子供たちは大人の事情によって社会の枠に組み込まれる立場にあることが多いのではないでしょうか。

 

もちろん、わたしたちはまちキッチン「あえる」の取り組みが特に子供たちの未来にとってプラスの働きをもたらすであろうことを強く信じています。

また、このプロジェクトに関わるすべての人たちに対する責任も感じています。

 

だからこそ、「あえる」が誰かにとっての「居場所」になっているということ、またその意味を問い続けたいと思います。

 

終わりに

この記事FAAVO by CAMPFIREつくば様のイベント「クラウドファンディングナイト Vol.1」開催に合わせて書いています。

今回のイベントに参加し、これからプロジェクトを起案される方はきっと世の中に新しい価値を生み出すイノベーターたちだと思います。

だからこそ、プロジェクトが始まる前に「子供の居場所」というテーマを掲げるということについて、改めて考えて欲しいと思いました。

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