『しましま式ラジオ』とは、地方で複業を通じて生計を立てているしましま(@seiyatakashima)が、仕事や暮らしの中で感じたアレコレをざっくばらんに語っていく、そんなラジオです。
今回はおふとんの中からお届けしています。
気候の変動とメンタルヘルスは大いに関連があるようです。
日本には古来より「5月病」という非ウィルス性の疾患が記録されておりますが、これって単純に「季節の変わり目」に身体がついていけないケースもあるんじゃないだろうか。
精神疾患を抱える方々へのサポート事業を行うNPO法人で広報係として働いています。
うつや統合失調症といった疾患そのものへの対処はもちろんのこと、社会全体がそういった問題に対して理解を深めていく必要があるなぁと感じる日々。
職場や家庭環境が精神障害という社会問題を生み出していること、少なくないと思います。
みなさんの周りにも、そういった課題を抱えながら夜陰で苦しんでいる人がいるはずです。
わたしは基本的に「構造」に問題があるケースが許せない。
だれか「個人」に必ずしも落ち度がない場合、それは「システム悪」の可能性を孕んでいる。
社会システムのせいで苦しむ人に「お前の努力が足りない」と指差すのはちょっとちがう。
ただ、その「システム悪」をあるがまま受け入れるだけ、というのも変だなと思ったりします。
辛かったら逃げたって良い。命まで取られるわけじゃない。
わたしの提唱している「複業的就労観」も、人によっては逃げの手段につながります。
世の中には、本当にたくさんの仕事があるわけですから。
また、その形も「勤め人」であるだけじゃない。いろんな働き方、資本の得方があるはずです。
とはいっても本当にしんどい状況って、視野を広げにくいですよね。
悪い意味で心身の余裕がない。そういう時に、既存のシステムを疑う、別の手段を講じる、というのはなかなかできるものでもない。
この社会で働く一人ひとりが、もう少しだけ世の中のシステムの闇を知ってもらえたらと思います。
その闇の中でもがいている人の存在を知る、痛みを知る、苦しみの構造を知る。
そんな活動をしたい。地域から発信したい。そう思っています。
『しましま式ラジオ』の裏テーマでした。