この日はテレワークで書類作成などを主にしていた、ということを金曜日の明け方に書いている、ということはほとんど印象も残らない1日だったという事実を再確認するための日記になりそうだ。
年に数回、全社員が集まる会議がある。今回はわたしがなにか話さないといけないことがあった。それで事前に資料を準備して3分ほど話した。
スライドの作成とプレゼンの練習を含めると、準備の時間はざっと1時間くらい。1時間と3分を費やしたことがなにかにつながっているかというと、驚くほど実感はない。
(やり方も大いにあるだろうが)オンラインのコミュニケーションはいつまでも難しい。われわれはオーディエンスのリアクションを見に行かなければ、積極的に取りにいかなければいけないようだった。
本来パロール(話し言葉)であるはずのものが、オンラインになることで途端にエクリチュール(書き言葉)に近くなる、ということがありそう。
リアクションの見えにくいウェビナーやオンラインプレゼンで話すとき、そこにパロールとしての利点ーー思考・意志・感情・欲求をより自由に発信することーーを見つけにくい。
それなりに気合入れて話して、なんだか空振ったような感じ。
つまりオンラインイベントなんかを日々開催しているわれわれは、そのへんに気を配ってこれからもやっていくべきだと思った。
こうしてなんにでもちょっとずつ学んだフリをするのが今日もうまい。