退職とこれからの話。

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近況のお知らせです。
4月末をもって、2年間務めたNPO法人SMSCを退職しました。

SMSCでは広報係として、組織の中でも新しい動きに携わらせていただきました。
いわゆる「ひとり広報」としての仕事は暗中に模索する日々でしたが、組織の魅力をじぶんなりに咀嚼し、広く伝わる表現で届けていくことは楽しくもありました。
新しく仲間入りするスタッフから「会報誌を読んで、じぶんの価値観と照らし合わせることができた」という話を聞いたときに、継続してやってきたことの喜びを強く感じたものです。

また、後半は地域情報サイト「まいぷれ稲敷」の運営にも参画させていただきました。
マイミッションのひとつである「稲敷地域の振興」というものを、PRの観点から考え行動することで、この地域にたくさんの魅力的な人たちと知り合うこともできました。

SMSCの中では、主に情報や地域の食育に関する取り組みを手伝わせていただきました。
ご協力いただいた方々に、改めてお礼をお伝えしたいと思います。
SMSCは2020年中に解散を見込んでおりますが、これらは新しいカタチになり取り組みを続けていくとのこと。
どれも、この地域にとって意義のある活動です。
みなさまには引き続き温かい応援をいただけたらと思います。

さて、5月から新天地での仕事をスタートさせた…のですが、今月いっぱいは自宅待機を命じられております。
数ヶ月前から稲敷地域の知り合いとルームシェアを始めており、徐々に緑の広がっていく田んぼを眺めながら読書と筋トレに励む日々です。
これまでと似ているような、全然ちがうようなお仕事に挑戦することになりました。
この話はまた来月くらいにでもお伝えできたらと考えています。

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稲敷地域に生活のすべてを移して、早5年。
6年目の春は、思いもよらない形でスタートしました。
これまでわたしが愛していた「知る」「集まる」「つながる」といったコミュニティワークの手法が半ば通用しなくなってしまったこともひとつ。
また、この職場を離れるということすら、年明けの段階では想像だにしなかったことです。
突然のことに、まだたくさんの方への退職の挨拶もままならぬ状況ですが、追ってご連絡をさせていただけたらと思います。

「やっと”民間”になれた」
これは、「地域おこし協力隊」時代のとある先輩が任期を終えるときに放った言葉です。
それを聞いた当時は何のことを言っているのか理解できませんでしたが、今ならなんとなくその真意を推しはかることができそうです。

SMSCでの2年間も含めて、わたしにとって「地域に関わる」というのはすなわち生業でした。それを通じて生計を立てていたようなところがあります。
では実際に地域で出会う方々はどうか。一緒にお祭りやワークショップなどのイベントに関わっていた方々は、「仕事」としてそこにいたのか。
そうではないのです。みんな、心からの思いから行動に移していたように思います。

わたしはそこにいつも、ぼんやりとした後ろめたさのような思いを抱えておりました。
ときに地域に寄ってみたり、かと思うと距離を取ろうとしてみたり、思い返せばなんとも煮え切らない、歯切れの悪い奴だと思われていたことでしょう…

今回こういうカタチで、生業としての地域活動を終えることになって、これまで感じていた葛藤をクリアにすることができたように思います。
現状はどう見ても順風満帆とはいえませんが、すべてのことを前向きに捉え続けていくしかありません。
自宅のアパートから眺めるだけのこの地域と、ここで暮らし働く人たちのことをわたしは本当に好きなんだなと改めて自覚しました。

ひとりのなんでもない小僧として、ここで何ができるのかを問い続けていきたいと思います。

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